こんにちは。
管理人のtakumaです。
今回は岩尾俊兵さんの「世界は経営でできている」の使えるところをお伝えします。
本書では人間活動で生じる不条理は「経営という概念の誤解」からもたらされるとしていて
ここでいう「経営」とは目的の実現を妨げる対立を解消して、豊かな共同体を創り上げることを言います。
今回は本書の「孤独は経営からできている」から
孤独についての経営の誤解を解消するすぐ使えるところをお伝えします。
すぐに内容を確認したい方は★まで飛ばしてください。
この記事は
・他人が自分を尊重してくれない。
・孤独の感情を人よりコントロールできない。
・自分の孤独のポイントがわからない。
その他、孤独の感情を理解できる人になるためのヒントが欲しい人にオススメです。
今回のすぐ使えるポイントを押さえて、ぜひご自身の生活に生かしてください。
本書では、
自分の求める他者との関係の質と量に対して、
現実に得られていると感じている他者との関係の質と量が下回る時、
人は孤独を感じるとしています。
これらを経営することでよくしていきましょう。
★すぐ使えるポイント
1 孤独を感じずに済む場所を創る
自分の孤独を癒そうとして、他者の労力や関心を一方的に奪おうとすると
孤独を解消するどころか、もっと悪い方向に行ってしまいます。
例えば自分以外にとってどうでもいいことを連絡してしまう。
大量のメールや電話を何度も送りつけることによって相手にとっての面倒を増やす。
その結果として相手からすれば連絡を返すのが面倒になる。
だからこそ返信がこない。返信がこないからこちらはますます連絡する回数を増やす。
その結果、さらに相手が遠ざかっていくという悪循環が生まれ、
自分との電話を価値あるものとして相手に認識されず、ぞんざいな扱いを感じ取ってしまい
ますます孤独感を強めていきます。
このような悪循環を断ち切るためには、孤独を感じないで済む場所を創ってしまいましょう。
他者から一方的に時間を奪うのではなく、相手の労力や関心を持っているものを選んで提供するようにしましょう。
2 積極的に自己開示をする
漠然と人は「他人は自分を理解してくれない」と思いがちです。
あるいは意図的に「誰にも理解されない孤高の天才でありたい」という思いがある。
そして軽はずみに自己開示するなんてとんでもないと、考えてしまっている。
ですが社会生活に他人は着いてまわるので、逃げることもできません。
自己開示をしないと、本当に悩みや考えを聞いて欲しい時に
相手はその話の表面的な部分しか理解してくれないことがほとんどです。
小出しの情報だけでは何がなんだかわからず、理解されなくて当たり前ですが
それがまた自分の孤独を強める結果になってしまいます。
自分の話を聞いてくれる人が周りに存在していながら、誰からも理解されず孤独になるのは
自己開示をしていない為、自分についての前提知識を共有していないから起こります。
「理解されないための行動をとっている」と言っていいでしょう。
他者を尊重して他者から学ぶ姿勢をとっていれば、他者もこちらのことを知ろうとしてくれるので
そのタイミングでしっかりと自分の前提知識を共有するようにしましょう。
最後にまとめますと
1 孤独を感じずに済む場所を創る
(他者の労力や関心を一方的に奪おうとしない)
2 自積極的に自己開示をする
(理解されないための行動をとらない)
いかがでしたでしょうか。「世界は経営でできている」から
すぐに使える部分を読んでいただき明日から現場で使っていただけたら嬉しいです。
もっと詳しく知りたい方は是非、本書を手に取ってみてください。
次回もこの本から別のパートの内容をお伝えできればと考えております。
今後も人気の本をわかりやすくお伝えしていきたいと思いますので
これからもよろしくお願いします。
takuma
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